５月になり、子どもたちは年長組の生活にも慣れてきました。ゴールデンウィーク明けには、休み中の楽しかった出来事を一人ずつ皆の前で話す機会を設けました。前で話すことに恥ずかしさを感じる子もいましたが、自分の思いを言葉にして伝える嬉しさを味わうことができました。

　室内遊びでは“カプラ”という積み木遊びが人気で、自分たちの背より大きなタワーを作ることを楽しんでいます。途中で失敗すると「あー！崩れちゃった・・・」と悔しがりますが、「せっかくここまでできたのにごめんね」「もう１回作り直そうよ！」と気持ちを切り替えて友だちを思いやる姿が見られます。

　戸外遊びでは、大繩やうんていなどでのびのびと体を動かして遊んでいます。大繩は「私回せるよ！」と子どもたちで回して遊べるようになっています。また、園庭に咲いている花を使って色水遊びを楽しんでいます。同じ色の花でもすり鉢ですった時に出てくる色の違いに気付いたり、「オレンジの花と青色の花を混ぜたら何色になるかな？」と遊んでいる中で不思議に思ったりして自分たちで試す姿が見られます。「青とオレンジを混ぜたら紫になったよ！」と喜んで友達に知らせ、ジュースに見立てて遊んでいます。子どもたちが、遊びの中で興味を持ったことを試してみようとする姿を認めながら、教師も一緒にわくわくした気持ちを持ち保育を進めていきたいです。

　身支度を終えた子から先日植えたサツマイモ・トマト・きゅうり・オクラ・ピーマンの水やりをしています。「食べるの楽しみだな～」「大きくな～れ！」と言いながら、生長を楽しみに水をあげることを朝の習慣にしています。今後も苗の生長に興味が持てるように毎日観察していきたいと思います。

〈今月のうた〉

・にじのむこうに

・すてきなパパ

・時計のうた