若葉が青々と生い茂る過ごしやすい季節になりました。きりん組に進級した当初は、不安そうな表情や涙がこぼれてしまったり、保育室の入口で戸惑って入れない子もいましたが、今では「おはようございます！」と元気な声が聞けるようになりました。飛びついてぎゅっとしてくれる子や、「先生昨日私ね～」とおうちでのエピソードをたくさん聞かせてくれる子、お友達の姿をニコニコ見ている子など、朝の様子は様々ですが、自分で支度を済ませて遊びに入って行ける姿に年中組らしさを感じます。年少時のクラスの友達同士で遊んでいる姿が多く見られますが、遊びたい玩具を一緒に囲んだり、製作や給食の時に隣りに座ったりする中で、初めて関わる友達とも距離を縮めています。教師も一緒に遊びながら、クラスの友達とやり取りを楽しむ機会をたくさん作って行こうと思っています。今は「先生見て見て！、こっち来て～」と一人ひとりが見てもらいたい、聞いてもらいたい姿がいっぱいで、「大きくなったから、こんなことできるんだよ」と教師に認めてほしい気持ちがあふれている子どもたちです。たくさん褒めることで自信につながってくれたら…と願っています。

　年中組になり、新たに当番活動も始まりました。皆の前で日付や自分の名前を言ったりしています。任された事を自信を持って「やってみよう！」と思う気持ちが育つように援助していきたいと思います。またご家庭でも「お当番さん」の話を聞いてみてくださいね。

〈今月のうた〉

・こいのぼり

・おかあさん

・おつかいありさん