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2025.07.18

にじぐみだより 8月号

 幼虫から観察していたカブトムシが、ついに成虫になりました!6月の出席カードにカブトムシの成長過程が載っていたこともあり、「今、蛹のはずだよね!」と、これまであまり興味を示していなかった子も含め、みんなが関心を持って見守っていました。楽しみにしている中、出てきたのはオスのカブトムシでした!「触ってみたい!」という気持ちをもちつつ、アゲハチョウが蝶になれなかったこともあり、「触りすぎると弱っちゃうから…」と命を思いやる姿も見られます。順番に霧吹きで湿らせたり、ゼリーをあげたりして、子どもたちは自分たちでできることを頑張って飼育しています。
 積み木を机や椅子に見立てて教室を作り、小学校ごっこを楽しんでいます。教師が先生役になって問題を出すと、「はい!」と元気よく手を挙げて答えたり、先生役になった子は、自分の知っていることを出題したりして友達に問いかけています。転校生役の子もいて様々な役割を楽しんでいます。小学校への期待や憧れを子どもたちなりに遊びの中で表現しています。
 未就園児の子がにじ組に遊びに来てくれる日があり、「輪投げをして、入ったらプレゼントをあげるのはどう?」という子どもたちの提案から、さっそく輪投げ作りがスタート!「ひよこ組さんくらい小さいから、もっと前から投げたらいいかも!」と、相手の年齢や立場に立って考える姿に成長を感じました。未就園児の子が遊びに来ると、初めは少し緊張していましたが、優しく声をかけたり一緒に遊んだりする姿が見られました。
 野菜が収穫できる大きさに育つと、「取れそうな野菜あったよ!」と目を輝かせて教えてくれるので、ハサミを使って収穫しています。自分達で育てた野菜を自分の手で収穫できる喜びを味わっています。また、収穫した野菜は包丁を使って切ってみました。「ちょっとかたいね」「中はこうなってるんだ!」と、たくさんの発見をしました。愛情込めて野菜を育てたり、育てた野菜を自分で切ったり食べたりする経験を通して、食への関心や感謝の気持ちも育っているように感じます。 

〈9月のうた〉

・ゆうやけこやけ

・虫のこえ

〈お知らせ〉

にじ組 こばやし ゆりちゃん

そら組 くらしな るかくん

が7月で退園します。