生活発表会が間近になりました。きりん組の子どもたちが劇の練習する姿に自信が感じられるようになってきました。取り組み始めたばかりの頃は、自分の役のセリフを言うことに一生懸命になりすぎていましたが、今は、表情も豊かになり互いに顔を見合わせたり、「こんな言葉はどう？」とセリフを工夫したり、相手とのやり取りを楽しめるようになってきました。また、「ゴリラさんたち、今までで一番強そうだったね」「○○ちゃんの手がピンピンでかっこよかった」など友達の良いところにも目が行くようになりました。毎日お父さんお母さんに見てもらえる日を楽しみに、はりきって練習しています。本番は緊張したり、照れてしまって普段通りにはいかないかもしれませんが、当日まで頑張ってきた子ども達に大きな拍手と温かい言葉を掛けていただきたいと思います。

　園庭では、寒さを忘れる程、子ども達の元気な声と笑い声が聞こえてきます。１学期からずっと楽しんでいる「どろけい」は、にじ組そら組の友達と一緒に楽しめるようになり、足の速い年長児に捕まらないように必死で逃げ、とても盛り上がります。先日は、きりん組で「はないちもんめ」をしていると「いれて」とりんご組やみかん組の子が加わってにぎやかに遊ぶことができました。年長組の友達に負けないように挑戦したり、年下の友達には優しい言葉で接したり、譲ってあげたりするなど、異年齢の友達と関わって遊べるようになりました。子ども達の遊んでいる姿からこの1年の成長が感じられ、嬉しく思っています。

　残り少ない年中組での生活ですが、年長組への期待を持って進級できるよう援助していきたいと思います。きりん組の子ども達に囲まれて毎日楽しく過ごすことができました。１年間ありがとうございました。

〈今月のうた〉

・うれしいひなまつり

・みんなともだち

・おもいでのアルバム